第47回 UTY教育美術展 表彰者紹介

2021年10月12日 お知らせ

第47回 UTY教育美術展 表彰者紹介
 【講評は,日本の美術界での第1人者の井坂校長先生です。】

「奨励賞」天野優舞さん
講評: 目の前にあるものを描き写すだけが絵ではありません。自分にとっての果物とは何だろう? そんな「問い」が聞こえてきそうな絵になっています。果物が持つ形や色、質感などを作者が存分に感じ取り、絵の具を使って自分の「問い」から「答え」を導き出す。そんな思考が感じられます。

「佳作」小池悠理さん
講評: この絵にしかない果物のおいしさが伝わってきます。さらには単なる果物のおいしさだけではなく、まるで人と人とが仲良く暮らしているかのような、そんな優しい気持ちも感じられます。とても微笑ましい作品になりました。

 

「佳作」多賀美怜さん
講評: 中心の魚は何とも言えない色彩で表現されつつ、目と口の赤色がアクセントとして効果的に使われています。背景の豊かな色彩は、水の中で泳いでいる魚が夢の世界に移り住んだかのようにも見えます。私たちを夢空間へ誘っているのでしょう。

                                                                                                                    「佳作」茗ケ原拓海さん
講評: 魚の色彩表現が魅力的な作品です。また、この魚と一緒に生きている海の仲間たちが、魚のまわりをにぎやかにしています。人間にとって「水」は大切ですが、魚や様々な海の仲間にとっても「水」が大切なものだということに気づかされる一枚です。